

日本最北端の岬
宗谷岬
吹き荒れる風の果て、日本の最北端に立つ宗谷岬。遥か彼方にはロシアの影が揺らめき、どこまでも海が広がります。間宮林蔵は、この地の果てまで探検の足跡を刻みました。彼の不屈の精神が今も息づくこの場所では北の大地の壮大な物語が感じられます。


氷河期の地形が
今も残り続ける
宗谷丘陵
宗谷丘陵は、氷河期の地形が残るなだらかな丘陵地帯。風車が立ち並び、どこまでも広がる絶景は圧巻です。宗谷岬や宗谷海峡を一望でき、牛がのんびり草を食む牧歌的な風景も魅力。他では見られない雄大な自然を満喫できます。


北海道遺産
稚内港北防波堤ドーム
1936年に完成した、世界にも類を見ない半アーチ型の防波堤ドーム。古代ローマ建築を彷彿とさせる全長427mの回廊は、70本の柱が支える壮大な景観です。設計者は、北海道庁の技師であった土谷実。長年、厳しい風波から人々を守り続けてきたこの歴史的建造物は、「北海道遺産」「土木遺産」にも認定されています。

絶景の夕焼けスポット
ノシャップ岬
稚内市最西端、宗谷海峡に突き出す岬。利尻山や礼文島を一望する景勝地で、アイヌ語で「岬が突き出た場所」などの意味を持ちます。
特に夕景は圧巻で、海をオレンジ色に染めながら利尻山のシルエットが浮かび上がる光景はまさに絶景です。

日本最北の水族館
ノシャップ寒流水族館
北方系の生き物を中心に約100種を展示する、日本最北の水族館。水量90トンの回遊水槽では「幻の魚」イトウが悠然と泳ぐ姿が必見です。
夏は愛らしいゴマフアザラシのショー、冬はよちよち歩くペンギンの散歩が人気。